3月 13, 2016

感染病の確定診断をする際には抗体検査が行えるものは確実性が高くて信頼できます。ウイルス感染などにおいてはそのハプテンに対する特異的な抗体ができることが多く、それが検出されることによってそのウイルスに感染しているということを確定することができます。エイズにおいてはHIV感染を抗体検査によって見つけるということが一般的であり、エイズの原因病原体であるHIVへの感染が懸念された場合には検査を行うことでほぼ確実な検出が可能です。しかし、HIVが身体の中で活動して抗原抗体反応が起こり、十分に検出が可能になるためには時間がかかることから、エイズへの感染が懸念されたイベントのときから3ヶ月ほどしてから検査を行うことが推奨されています。ウイルス感染においては特に原因ウイルスを特定してそれに適応のある治療薬を選ばなければならないことから抗体検査がよく行われます。一方、細菌感染についても抗体が産生されることが多いものの、それを検出に用いるよりも症状から判断して適切な抗生物質を投与するということの方が一般的です。抗菌スペクトルが広い抗生物質が多数開発されていることから、どの細菌への感染であるかということを細かく決定するよりも可能性が考えられる細菌をカバーできる抗生物質を用いた方が確実で速やかに治療が行えるからです。ジスロマックはそういった治療に用いられる代表的な抗生物質です。マクロライド系抗生物質の中でも新しいジスロマックはニューマクロライドとも呼ばれるものであり、高い経口吸収性があるのが魅力となっています。幅広い抗菌活性があることから多くの感染症の治療に用いられており、ジスロマックへの耐性菌が蔓延するまでは多くの医師に選択される抗生物質としての位置を占めていくと考えられています。 [...]
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